還付金は正確には21,708円ですが。
四月の初旬に税務署からメールで連絡が来ました。
???
何事?
と一瞬ビビりましたが「そういえば医療費控除の申請してたな」と我に返り確認してみると21,708円還付されるとなっているではないですか!
前年はちょっとしたことがあって家族が病院にかかることがあって医療費がかさみましたがこうして還付金があると嬉しくなります。
確定申告をするにはマイナポータルやe-Taxに登録しておくと便利ですが、とっつきにくく登録なんかも正直めんどくさいです。
ですが、なんとか頑張れば1~2時間で登録できます。
医療費控除用の資料も同じような時間で作成、申請できますので頑張ってやってみましょう。
多少でも税金が返ってくると思えば家計の助けになりますし、最近増税やら値上げでモヤモヤしていましたが何かこう、ちょっとスッキリします。
医療費控除とは
その年の1月1日から12月31日までの間に自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額(下記「医療費控除の対象となる金額」参照))の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。
国税庁ホームページより
簡単に言うと、家族で1年に支払った医療費を所得から引いて税金を減らしますよ。
というものです。
実際には1年にかかった医療費が10万円を越えなければ受けれなかったり、控除の金額の上限があったりします。
それと、医療費控除の対象にならないものがあったりとしますが、通院で公共交通機関を利用した金額も適用されますし控除の対象となるものは意外に多かったりします。
医療費控除の申告の仕方
医療費控除の申告の手順は大きく分けて5つの段階があります。
*マイナポータルとe-Taxを登録、連携が終わっている状態からになります。
医療費控除に対象になるものを確認する
医療費控除は1年間にかかった医療費の合計が10万円以上、または総所得金額の5%との比較で低い方が適応されます。
まずは家族全体の医療費がこの金額を上回っているか確認します。
他には交通費や他の医療費控除の申請の対象になる費用も確認しておきましょう。
医療費の計算をする
「医療費通知」や「医療費のお知らせ」などの書類が送られてくるので自分の医療費の確認ができますが交通費などは記載されていませんのできちんとだしておきましょう。
バスや電車を利用されるのなら交通系のカード(suicaなど)は利用明細がネットからダウンロードできるなら残しておきましょう。
確定申告書用の医療費控除の明細表を作成する
確定申告書に金額を記載するための医療費控除の明細表をを作成します。
エクセルの操作はパソコンの方がやりやすいのでパソコンにダウンロードして記入しましょう。
ダウンローできるエクセルの拡張子は.xlsxです。
上で準備した資料を打ち込んでいきましょう。
確定申告書と医療費控除の明細表を税務署に提出する
確定申告期間(2月16日〜3月15日)に申告書データをeーTaxに送信します。
作成したエクセルのデータを読み込みしますが.xmlしか読み込みできません。
ダウンロードしたエクセルの医療費集計フォームの拡張子は.xlsxです。
統一してくれればいいのにと思いますがこのへんは悪意が感じられます。
送信するデータは確定申告書の第一表、第二表、医療費控除の明細表になります。
還付金を確認する
e-Taxより税務署からお知らせメールが届きます。
指定した口座に入金されたかを確認します。
まとめ:多少面倒でもやった方がいい医療費控除
今回医療費控除の申請を行うまで自分や家族が1年にどれくらい医療費に使っている知りませんでした。
「医療費のお知らせ」が毎年来ているのは知っていましたが、お金がかかるから医者に行くのを控えなさいよ。
って通知なんだろうなって思ってたくらい無知でした。
ちゃんと制度を知って活用すれば税金をどれだけ収めているか?控除はいくらくらいなのか?
など興味がなければ知ることもしないようなことがわかります。
それにやっぱりお金が直接帰ってくると嬉しいですね。
最後に、将来的に副業や事業を起こしたときは確定申告は必ずやらなければならないですから練習のつもりでやってみるのも有りかと。
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