ある日突然wordpressを開くとダッシュボードに上部に「constant THUMB100 – assumed ‘THUMB100’ (this will throw an Error in a future version of PHP)」とわけのわからないものが表示されていました。
いつから出ていたのか分からず他のページを見ても同様に表示されています。
いろいろ考えた末にそういえば最近よく知りもしないのにサーバーの何かを更新したような・・・してないような・・・
した!・・・かも
それが原因かどうかははっきりしませんがまずは何とかこれを直したいと悪戦苦闘したので深く考えずにバージョンの更新を行ってしまった私個人の戒めに、それと同じような表示が出ている方がいた場合に参考になればと思います。
*今回の環境はwordpressのバージョン:6.4.3、サーバーはConoHaです。
上記以外では試していないので試してみる場合は自己責任でお願いします。
エラーの内容
assumed ‘THUMB100’ (this will throw an Error in a future version of PHP)・・・
をググってみるとPHPのエラーだと分かりました。
wordpressで使っているPHPのバージョンではエラーになるようです。
assumedの後のシングルクォーテーションの中がエラーの原因っぽい。
この場合THUMB100になります。
なので、このTHUMB100をどうにかすればいいのでしょう。
PHPバージョンの確認
とりあえず、ConoHAのでの現在のPHPバージョンをサーバーから見てみると7.4となっています。
元が何のバーションだったか分かりませんが試しに現状で一番古いバージョンの7.0にするとwordpressで「重大なエラーが発生しました」とメッセージが出て真っ白な画面になったので慌ててPHPのバージョンを7.4に戻しました。
古いバージョンに戻しても元には戻せずもっとどえらいことになるのが分かりました。
エラーの修正
私の場合
constant THUMB100 – assumed ‘THUMB100’ (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/〇〇/〇〇/〇〇/〇〇/〇〇/〇〇/〇〇 on line 81
*〇〇はConoHA内のフォルダ名です。
だったので in /home/の後のon line 81を確かめてみます。
ConoHaのサイト管理のファイルマネージャーのツリーをたどって最後のファイルまでたどり着きます。
問題と思えるファイルを開いて修正しようとしますが、ファイルを開かずにダウンロードされます。
ダウンロードしたファイルを開き81行目を見ます。
switch ($setting['ebsize']) {
case THUMB100:
$width = THUMB100WIDTH;
$height = THUMB100HEIGHT;
break;
この81行目~84行目までを使わないように変更してみます。
行を削除してしまうと後々面倒になるかもしれないのでコメントをつけるといいようです。
要らないところの最初に「 /* 」と最後に 「*/ 」を入れて保存。
switch ($setting['ebsize']) {
/*case THUMB100:
$width = THUMB100WIDTH;
$height = THUMB100HEIGHT;
break;*/
修正したファイルをConoHaのファイルマネージャーにあったファイルに上書きします。
上書きはダウンロードにある変更したファイルをドラッグアンドドロップでConoHaのファイルマネージャーに移動します。
ファイルアップロードのウインドウが表示されますので「バックアップ」をクリックします。
元のファイル名のファイルと元のファイル名に「ー」が付いたファイルができます。
wordpressのダッシュボードを見るとエラーが消えています。
ブログページのエラーも消えています。
まとめ:不用意に更新はしない
今回はなんとかエラーも消えて今のところ正常のように見えます。
なのでいったんこれでよしとします。
が、バージョンアップや機能の更新は何気に押すもんではないな、と思い知らされました。
あとバージョンアップをしたら一通り過去記事を見直して変なところがないようにチェックするようにした方がいいですね。
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