養生シートで出窓の結露防止を試みる

今後・老後の考え方
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冬の時期の辛さといえば寒さです。

寒いのでなかなか布団から出ることができません。

寒さと相まって布団の良さが際立ちます。

布団天国!布団サイコー!!

とまぁ布団愛に溢れる私ですが今回は布団の話ではありません。

冬の大敵 結露 です。

私の部屋は北西向きで日当たりもそんなに良くなく毎年冬になると結露と戦っています。

二重窓にすればいいのでしょうが設置、施工がめんどくさいし春になると結露もなくなるのでまぁいいか・・・

となっています。

で、先日仕事で養生シートを使って余ったので窓に貼って結露防止になるのかやってみました。

結論は「それなりに効果はあるが換気が面倒」な結果になりました。

養生シートはホームセンターに行けば売っている

普段の生活ではなかなか見ることはすくないのでしょうが建築現場では日常的に使われています。

用途は塗装をする時のマスキング、塗料が付いてほしくないところを保護するシートです。

一般的にはホームセンターのマスキングコーナーなんかに置いてあって馴染みのない人は見つけみくいかもしれません。

布コロナマスカー1100です。1100はシート幅のことになります。

私がよく行くコーナン PRO では布コロナマスカーの名前で売られていました。

布コロナマスカーはサイズの幅が数種類あって 550 mm、1100 mm、1800 mm、2100 mm、2800 mm、3600 mmがありました。

ホームセンターのマスキングコーナーにあります。

用途によって使い分けるようになっています。

値段は店によりますが 200 円前後〜 700 円前後となっているようです。

大きさはトイレットペーパーと比較すると大体の大きさがわかるかと思います。

シート幅が2100mmとトイレットペーパーの比較です。

養生シートの使い方

養生シートは 2 つの部分でできていて上部が粘着テープ、下部がビニール素材のシートです。

上部(緑色の部分)が粘着テープ、下部(ビニールの部分)がシート部になっています。

上部の 1.5 cmくらい以外はシートです。

これがテープ状に丸くなっていて伸ばしながら粘着部分を対象物に貼っていきシートを下に引っ張り出して終了です。

貼り始めの部分をしっかり押さえて対象物に貼り付けます。
粘着テープを押さえながら貼っていき長さを決めてハサミでカットします。
折りたたまれているシート部分を伸ばせば終了。
ゴロおじ
ゴロおじ

手軽だし万能やない?

てがねた
てがねた

シート自体の厚みがないからあくまで養生として防護するものとして使おうね

結露のひどい窓枠に養生シートを貼ると

結露とは、室内の空気中に含まれる水蒸気が、外気との温度差のある窓などで冷やされることで水滴に変わる現象のことです。窓などに発生する以外に、冷たい飲み物を注いだグラスの表面などにも、結露は発生します。

日本ハウスHD

私の部屋は冬に結露がすごくて窓枠の塗装もボロボロになってしまっています。

冬になると窓の結露に悩まされます。

いつかは直すつもりですが、たとえ直しても結露が続くようでは結果は一緒なので諸悪の根源の結露を退治したい。

養生シートを窓枠に貼って温度差を解消して結露を防げるか?をやってみました。

貼り方は

窓枠の結露を拭き取り綺麗にする。

養生シートの端の部分を窓枠の端より少し長めにして押さえる。

貼り出しからしっかり粘着テープ部を押さえながら貼っていきます。

窓枠の縁に沿って養生テープを貼っていく

窓の反対側の縁まで養生テープを貼っていき橋より少し長めにしてハサミでカットする。

カットした部分をしっかり押さえて接着する。

窓枠よりも少し長めにカットした方が隙間ができないですね。

シート分を引き出して余ったシートの上に重しを乗せる。

シート上部は粘着テープ部があるので貼り付けられますが下部はペラッペラのビニールのシートすぐに窓ガラスに張り付いてしまうのでなにか重しで固定しなければなりません。

身近にあった木材などでシートの押さえを試してみました。

結露防止で窓枠に養生シートを貼った結果

初日の土曜日の夜に貼って日曜の朝には養生テープのところが結露ってなかったので効果あり!と喜びました。

シートを貼った次に日の朝は結露になっていませんでした。

鍵のある窓枠のところがシートと当たっていたためか少し結露ってます。

窓枠にシートが当たっていた部分に少し水分があります。

土曜の 3 時間おきの気温を見てみると 0 時 9 ℃、日曜の 3 時が 8.4 ℃、6 時で 7.2 ℃と少し暖めな夜でしたので結露もなかったのかなと。

日曜0時で9℃
3時で8.4℃、6時で7.2℃と比較的暖かめの夜でした。

このまま日曜日の夜を越えました。

月曜の朝起きてみると窓枠の養生テープを貼ってあるところに結露がついていました。

2日目の月曜の朝は結露がありました。

シートにも窓ガラスにもちょっと水滴が見えます。

シートにも窓枠にも水滴が見えます。

日曜の夜の気温は 0 時で 3.6 ℃、月曜の 3 時で 2.9 ℃、6 時で 2 ℃でした。

月曜の0時で3.6℃
月曜の3時で2.9℃、6時で2℃

土曜の夜よりだいぶ寒い。

これは結露もでるやろなと。

月曜の夜は試しにシートを窓から 6 cmほど離れたところに貼り直し。

窓ガラスとシートの断面図です。
窓ガラスとシートに6cmの空間を作りました。

23:30 頃に出窓の近くの室内の温度は 18 度ほどでした。

室温は温度計で18℃です。

試しに 3 分ほど温度計をシートの下から窓側に出しているだけで 9 度ほどに下がりました。

窓ガラスとシートの空間の温度を測ります。
温度計は9℃を指しました。

カップラーメンが出来上がる時間だけ 10 度近く下がりました。

外気は 0 時で 3.6 度と 5.4 度くらいの差があります。

火曜日の朝は外に出ると車の窓ガラスが凍結するくらいの寒い夜になりましたが今回は結露もなく問題ありません。

車の窓が凍るような寒い朝。

外気と室内では14.4℃差でしたが、シートで空間を作ることにより急激な温度差にはならないようでちゃんと効果はありそう。

窓とシートに空間を作ると結露にならない。
窓ガラスにも結露なし。

結果は窓から 6 cmほど離れたところに養生シートを貼ると結露に効果あり!!です。

これは私個人の環境での結果なので他の人も同じ結果になるとは限りません。

その後、4 〜 5 日は続けてますが結露にはなってはおりません。

換気で窓を開けるときに押さえをどかさないといけないのが面倒ですが、あまり開けないような窓ならやってみる価値はあります。

【追記】1月の大きめの低気圧の時は流石に窓枠に水滴がついていました。過信はいけませんね。

養生シートの使い方応用

養生シートの応用
  • 車のシートに貼り付けてゴミや埃、水分などのカバーをする。
  • 季節物の家電などの使わない時の収納袋かわりにする

元々が対象物を塗料などの付着を防ぐために養生をするためのシートなので汚れたものや植木鉢の直物などを車に乗せる時に座席を養生シートで丸ごと覆うようにしてみましょう。

運び終わった後に水分や土、埃やゴミが養生シートに落ちていたら養生シートを丸めてそのままゴミ箱に捨てれば車の座席は綺麗なままです。

車のシートに養生シートを敷いて汚れた荷物を置く。
荷物を運び終わったらシートを丸めて捨てると車のシートは汚れない。
扇風機に養生シートを巻いて保管

扇風機やストーブの季節ものの家電は時期が過ぎると収納袋に入れて押入れにしまいますが

収納袋の代わりに養生シートで包んでしまえば次の季節まで綺麗に保存できます。

どうでしたでしょうか?

工夫次第でまだまだ色んな使い方ができると思います。

養生テープ自体高価な物ではないので一度ためしてみるのもいいでしょう。

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