VAIOのバッテリーがヘタってたので交換してみました。

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最近ノートパソコン VAIO(2019年の法人仕様)の電池残量が 20 %くらいになるとバッテリーが省電力モードに変わり電源ランプが点滅して電源が落ちることが多くなってきていました。

作業をしていてもバッテリー残量が気になることも多く、外出する時も電源アダプターを持っていくことになって荷物も増えてきてました。

そんなことが積み重なって、なんとなくストレスになってきていたので今回思い切ってバッテリー交換をしてみました。

バッテリーがヘタった状態

VAIO 設定のバッテリーの充電能力表示は「 注意 」でした。

バッテリーの充電能力は注意でした。

バッテリー残量 2 %とかくらいから 100 %になるまで 30 分くらいと異様に早く充電が終了するようになってきてました。

AC アダプターなしでのバッテリー駆動で作業しても午前中しかもたない感じでした。

バッテリーの型番は?

VAIO のバッテリーの型番は底面を外してバッテリーを見れば書いてあるので分かりますが、できれば底面を開けるのはバッテリー交換時の1回にしたい。

なんて考えは当たり前ですよね。

詳しいことは割愛しますが windows ではバッテリーの状態などを Battery report で確認することができます。

そこにはバッテリーの型番も記載されているので気になる方は一度ご自身のバッテリー状態を見てみることもいいでしょう。

BatteryReportで調べたバッテリーの状態

私の VAIO ではバッテリーの型番が VJ8BPS52 でした。

バッテリーはどこで交換できるか?

VAIO のバッテリー交換方法は

  • メーカーで交換。
  • 自分で交換。

の2通りが考えられます。

メーカーで交換する場合は Web から申し込み。

  ↓

宅配業者が集荷。

  ↓

VAIO の工場でバッテリー交換と検査。

  ↓

発送、支払い。

となり料金は最近の機種ですと 16,500 円(税込)になります。

メリットはメーカーでの交換なので安心です。

デメリットは交換して届くまでに 2 週間ほど時間がかかることでしょう。

自分でバッテリーを交換する場合はネットで購入するのが簡単で多少安く買えます。

今回は yahoo ショッピングで購入しました。

ネットで購入して自分で交換すれば安ければ 12,000 円くらいでできます。

メリットは交換する時間がそんなにかからない。

多少金額が安くなる。

内部を見ることができるので PC に詳しくなれるかも。

デメリットはなにかあった場合保証は受けられず自己責任になることですね。

バッテリーの交換手順

バッテリーを交換するには本体底面を外す必要があります。

ビスは全部で 19 箇所あります。

底面のビスは19カ所あります。
底面のビスは通常のビスよりも小さいです。

ビスは精密ドライバーなどの先の細いヤツを使います。

精密ドライバーを使って底面を外します。

ビスは長さが違う 2 種類あり、茶色( 6 本)と青色( 13 本)で塗り分けられています。

茶色い(短い)ビス、青い(長い)ビスがあります。
外したビスはなくならないように皿などに集めておきましょう。

今回はそれに気づかず一気に全部外してしまい青のビスがどこだったのか?茶色のビスがどこだったのか?わからないようになりました。

ビスを外す時は 1 本ずつ確認しながら外しましょう。

ビスを外した後はキーボードを外します。

底面とキーボードの隙間に爪を入れて横にゆっくりとスライドさせるとパキパキと底面とキーボードが剥がれていきます。

底面とキーボードの間に爪などを入れて隙間を作ります。
隙間を広げて底面とキーボードをはがしていきます。

底面とキーボードが外れるとバッテリーが見えます。

キーボードと底面を分離するとバッテリーが見えます。

底面とキーボードはケーブルで繋がっていて抜いてもいいのですがバッテリー交換するくらいですとわざわざキーボードを外すこともないので基盤にティッシュなどで緩衝材を作りモニター側に立てかけておきます。

底面とキーボードはケーブルで繋がっています。
外したキーボードはいったんモニター側に立てかけておきます。

バッテリーは底面に止まっていたビスよりもさらに小さいビスが 4 か所あります。

バッテリーは4本のビスで止まっています。

ですので底面を外したドライバーよりも小さいサイズのドライバーが必要です。

1 本目を外したところビスが青くマーキングされていたので茶色もあるのかと注意しながら全部抜きましたがこちらは青色のみでした。

ビス4本みんな青色でした。

PCの真ん中あたりにバッテリーのコネクタがあるのでコネクターを外しますがその前に黒い布テープを外します。

バッテリーはコネクターで繋がっていて布テープで止まっています。

コネクターをバッテリー側に引き抜くとコネクターは簡単に外れます。

これでバッテリーは外れますので新しいバッテリーと交換します。

布テープを外してバッテリー側に引き抜くと簡単に外れます。
バッテリーを外したところ。

新しいバッテリーには古いバッテリーにはある穴が 1 つありませんでしたが裏をみれば穴があるのでドライバーを刺して穴を開けました。

古いバッテリーにある穴が新しいバッテリーにはない。
精密ドライバーでケースのシートに穴をあけました。

バッテリーを交換した後は外した手順と逆の手順で進めていきます。

バッテリーをねじ止めする。

   ↓

コネクターを差し込む

   ↓

キーボードを底面に取り付ける。

   ↓

底面のビスを止める。

交換後のバッテリーの廃棄は所定の廃棄方法にしたがって処分してください。

私は近くの家電量販店の「充電式電池リサイクルBOX」に処分させていただきました。

バッテリー交換後の状態

バッテリー交換前は午前中から作業を開始しても昼まではもちませんでしたが、交換後は同じように使用しても午前中は余裕でいけますし昼になってもまだ 40 %は残るようになりました。

バッテリーの充電能力も「注意」から「良好」になりました。

バッテリーを交換した後のバッテリーの充電能力は良好になりました。

私の場合でしたが今回は自分でバッテリー交換してよかったと思っています。

理由は

  • 交換で PC の使えない時間がほとんどなかった。
  • PC の内部が見れた。
  • 多少金額が安くついた

特にメーカーに出すと PC が使えない時間が長くなるので都合がよくないのと、SSDの位置が分かって自分で交換もできそうだったので今回は自分でバッテリー交換してよかったです。

ですが、機械にあまり自信がなく PC の使用頻度が高くないような方ならばメーカーに依頼したほうがいいと思います。

バッテリーの交換は自己責任でお願いします。

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