布団を外で干すことを天日干しと言い天日干しすると布団がふかふかになって気持ちよく眠れますよね。
ですが、梅雨や花粉で外に干せなくて、布団がジメジメしてしまうこともあるでしょう。
冬に布団が冷たくてなかなか布団に入れない、布団に入っても冷たくて眠りにつけない。
そんなときに活躍してくれるのが布団乾燥機です。
今回は睡眠の大きな味方の布団乾燥機の用途、効果を説明します。
気持ちいい布団にするだけのために何万円もだすのはどうかなぁ
布団乾燥機の役目は布団を乾燥させるだけじゃないよ
何故布団を乾かす必要かあるのか?
布団は大きなものですから動かすのも大変ですし洗濯もしにくいので思いのほか湿気がたまっています。
布団は人の体温や汗により高温多湿な状態になりカビやダニにとっては天国な状態になります。
カビやダニはハウスダクトの元となりアレルギーを引き起こす原因にもなり人体に悪影響を及ぼします。
布団乾燥機で布団を乾燥することによりこれらの原因を作りにくいようにできます。
布団乾燥機の用途
布団乾燥機は、乾燥マットやホースなどを使って掛け布団と敷き布団(マットレス)の間に温風を送り、湿気を飛ばして布団やベッドを乾燥させる製品です。
布団が温かくなるため、冬場に布団を温めることもできます。
高温で加熱し続けてダニを退治できる機能や、靴や衣類を乾燥できたり、イオン脱臭機能を備えていたりする製品もあります。
- 布団に熱を送り、湿気を飛ばす
- 冬期に重宝する布団の温め
- 効果的に布団を温めることでのダニや消臭対策
電気代の目安
消費電力700Wで30分使用すると電力量は
700W x 0.5h = 350Wh = 0.35kWh
仮に1kWhあたりの料金単価が27円/kWhだとすれば
0.35kWh x 27円 = 9.45円
1 回 30 分の乾燥の目安で 10 円弱ですよ。
10 円であったかフワフワの布団に寝れるって幸せ感じますね。
さらにハウスダストの発生も抑えることができるなんて一石二鳥のマシーンです。
布団乾燥機以外の用途
- 高温で加熱し続け布団のダニを退治(ダニは 60 ℃以上の熱で死滅)
- ぬれた靴や衣類の乾燥にも使える
- イオンによる脱臭機能搭載モデルで脱臭、除菌
高温で加熱し続け布団のダニを退治(ダニは 60 ℃以上の熱で死滅)。
60℃の高温設定があるモデルやダニ退治モードがある布団乾燥機ならダニの除去も期待できます。
ただし、布団乾燥機で高温乾燥した後は布団クリーナーなどでダニの死骸やフンを掃除しましょう。
ぬれた靴や衣類の乾燥にも使える。
特に梅雨時や冬の部屋干しの衣類の渇きにくいときの生乾きの匂い防止に役立ちます。
イオンによる脱臭機能搭載モデルもあります。
イオンを発生させることで布団の脱臭、除菌が期待できます。
空気清浄機のようにジメジメしがちな押し入れもや靴箱の脱臭、除菌することもできるモデルもあります。
乾燥機の種類
- 隅々まで乾燥させたいならマットタイプ
- 手軽さ重視ならマットなし乾燥タイプ
マットタイプ
マット式の乾燥機は布団の隅々までムラ無く熱を伝えることができますが、設置・片付けに手間がかかります。
マットなし乾燥タイプ
マットなしタイプはアタッチメント(ホースや送風口など形状は機種による)を敷き布団と掛け布団の間に入れるだけなので手間が省けますが、温風を吹き込む場所から遠いところほど熱が届きにくくなります。
ご自身の用途に合った布団乾燥機を選びましょう。
対応する布団の素材をチェック
- 羊毛
- 羽毛
- 綿
羊毛
羊の毛、つまりウールです。高級敷き布団などで使われており、吸湿性に優れているのが特長です。
羽毛
鳥の羽で、掛け布団に使われることが多く、とにかく軽いのに保温性に優れているのがウリです。
綿(コットン)
コットンは、吸湿性と保温性能が高いため、よく布団に使用されます。ただ、放湿性の低さがネックです。
まとめ:布団乾燥機は健康を守るためにも使えます。
一日の終わりは気持ちよく眠りにつきたいと誰しもが考えることです。
布団乾燥機を使用することにより文字通り布団を乾燥してくれるので布団の中の湿気もなくなり気持ちよく眠れます。
気持地の良い睡眠は身体の疲れも解消し、体調も整えられます。
さらに、できることなら乾燥、除菌だけではなく布団を洗いましょう。
布団を洗うのは個人で洗うのは難しいですが、ちゃんとした業者が洗って仕上がった布団は気持ちよさ倍増です。
快適な睡眠を取っていつまでも健康でいたいものですね。
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