今年の夏も後半に入りそろそろ秋の気配が・・・
全然しなくてまだまだ暑い日が続きそうです。
「熱中症に気をつけて!」などとエアコンのスイッチをを入れっぱなしにするなど対策を取れと言われてますが正直エアコンってスイッチ入れてると寒くなるし切ると暑くなるしでなかなかいい感じにならないんですよね。
で、ちょっと前に凍ったペットボトルで除湿、エアコン除湿が云々・・・てのがあったのでそれをちょっと参考にさせて頂いて
除湿扇風機を手作り?ってほどでもないですが工作してみました。
除湿扇風機ってどんなもの?
冷凍庫で凍らせた 500 mlのペットボトルを扇風機の後ろ側に取り付けて動かし冷たい空気を扇風機で前に送ります。
更に湿気を含んだ空気を凍らせたペットボトルで結露で水滴にするので除湿効果も期待できます。
扇風機の前に流れてくる空気は乾いた冷たい空気となり心地よい感じになります。
というのが理想です。
はたして想像通りになるのか?
除湿扇風機の構造は?
扇風機の後ろにペン入れなどの網目のボックスをタイラップでずれないように 3 ~ 4 点ほと固定して止めます。
固定したペンケースの中に凍らせたペットボトルを入れます。
ペットボトルの下に結露でできた水滴を受け止めるボウルを置きます。
制作費用は?
小物入れ:100 均で売られているもので十分です。
タイラップ:4 本くらいしか使用しませんがバラ売りしてないのでこれまた100均で。なければ紐でも可。
ボウル :100 均で売っているので十分です。家にあるのであればそれを使います。
ペットボトル:コンビニで水やお茶を買って飲んだ後のペットボトルがあればそれを使います。わざわざ買う必要はありません。
ほとんど家にあるものもしくは代用できるものを使えば 100 円 ~ 200 円で楽しめます。
効果はあるのか?
8 月中旬のお昼前、室温 30 度凍ったペットボトルを 2 本用意します。
1 本は除湿扇風機、もう 1 本は風の当たらないところで自然解凍。
この 2 本でどれくらいの差があるか試してみました。
温度計は扇風機に磁石で貼り付けて気温の変化を計測。
開始から 5 分弱
除湿扇風機の方は白く凍っている部分が無くなってきて水滴に変わり始めています。
自然解凍の方はペットボトル全体に白く氷の膜?がまだついています。
開始から 12 分
除湿扇風機の方はペットボトル全体に水滴がつき下のボウルにも水滴が滴り落ちています。
自然解凍の方もペットボトルに水滴が溜まり始めボウルにも少し水滴が落ち始めています。
開始から 1 時間
温度計の温度が 30 度から 29 度に下がりました。
除湿扇風機のペットボトルは氷がかなり溶けてボウルにも水が貯まっています。
自然解凍のペットボトルの氷も溶けていますが除湿扇風機よりも氷の塊は大きいです。
開始から 1,5 時間
除湿扇風機のペットボトルの氷は下半分が溶けて上の半分しか残っていません。
自然解凍のペットボトルはまだ、全体の氷が残っていますが、ボウルには水が貯まってきています。
開始から 2 時間弱
除湿扇風機のペットボトルの氷は溶けて無くなりました。
下のボウルに溜まった水は 40 ccほどです。
開始から 3,5 時間
自然解凍のペットボトルも氷は溶けて無くなりました。
下のボウルに溜まった水は 30 ccです。
除湿扇風機のボウルに溜まった水が多いのは扇風機が動いているのでその振動で水が落ちやすくなったためだと考えます。
まとめ:はっきりわかる効果はないが気持ち涼しく感じるかも
確かに温度計が下がって結露で湿気が減ったといっても効果はある!
と言えばあるが圧倒的な不足感は否めません。
気温 30 度が 29 度になっても大して涼しさは感じれない。
ペットボトルを何本もセッティングすれば効果は上がるかもしれませんがそんなことなら素直にエアコンのスイッチを入れてしまいます。
これが真夏ではなくもう少し涼しくなったと時にやってみれば実感できたかもしれません。
なんと言うか・・・
もっと室温の変化を期待していたのに・・・
夏休みの自由研究風なことをしてしまった気持ちが残った実験でした。
コメント