足が痛い。歩き方が悪いのか?それとも足腰が弱っているのか・・・
そんな体力で少子高齢化の世の中を渡ってはいけない。
なんてたいそうなことを考えたわけでもないですが以前より疲れやすくなってきているので最近ウォーキングとサイクリングをやり始めました。
やはり健康第一ですから・・・
今後の世の中と生き方
現在の日本はよく聞くように少子高齢化社会になっております。
そして、現在の日本の年金は賦課方式(ふかほうしき)で年金支給に必要な財源を、今働いている世代(現役世代)が支払う仕組みとなっており現役世代と年金受給世代の世代間で支え合うという考えに基づいて運営されています。
現在の日本のように少子高齢化が進んでいる国の場合、少ない人数の現役世代が、多数の年金受給世代を金銭的に支えることになり 2025 年には 65 歳以上の方ひとりを 20 歳から 64 歳の方 1.8 人が支えることになると推計されるというデータもあります(財務省HPより)。
今後更に高齢化が進み将来受給できる年金も減り働き方改革の定年延長でいつまでも働くことになることが予想されます。
一部の方を除き定年後ゆったりと老後を過ごすことが難しくなってきております。
健康寿命とは?
好きなことをして生きていくにもいつまでも働くにも健康な体でいられないと人生は楽しめないですから、いつまで健康でいられるかの基準として国連世界保健機関(WHO)が健康寿命という新しい寿命の指標を提唱しました。
健康寿命とは平均寿命から日常生活が制限されてしまうような「寝たきり」「認知症」といった介護が必要になる期間を差し引いた期間のことで平均寿命は0歳の時点で何歳まで生きられるか統計から予測した平均余命のことです。
平均寿命 ― 寝たきり・認知症などの要介護期間 = 健康寿命
健康でいられる健康寿命を伸ばしましょう。
健康な身体を作るには
2016 年の時点で日本人の男性で平均寿命は 80.98 歳、健康寿命が 72.14 歳、女性で平均寿命は 87.14 歳、健康寿命が 74.79 歳ですから約 10 年は何らかの事情により他人に頼って生きていくことになると予想されます。
多くの方はお金もかかり他人や子供に迷惑をかける老後を過ごしたくないと考えるでしょう。
ならば健康寿命を延ばして 自分の寿命 - 健康寿命 = 0 に近づくようにしたいですね
そのためには 規則正しい食事、睡眠などの生活を心がけ適度な運動で体力をつける必要があります。
程よい運動はストレス発散になりますし、ストレスに強い体を持つと病気にもなりにくくなります。
運動を趣味にすることで長く続けることもできますし健康寿命も伸ばせます。
国も健康寿命の延伸プランを打ち出している
2019 年には「健康寿命延伸プラン」なるものが厚生労働省の「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部のとりまとめ等について」で策定と記されています。
健康寿命延伸プランの内容としては2040 年までに健康寿命を男女ともに 2016 年比で 3 年以上延伸し 75 歳以上とすることを目指すもので男性:75.14年以上 女性:77.79年以上が目標値になっています。
実際 2020 年の日本人の平均寿命は男性81.64歳、女性は87.74歳と前過去最高を更新しまています(厚生労働省より)。
グラフからみても平均寿命が延びると健康寿命も同じように伸びていく傾向になっていますから 2040 年には健康寿命は75 歳になっていても全然不思議でもありません。
国が健康寿命を伸ばしたい理由
先にも書いたように日本は少子高齢化で働く世代が減少していくわけですが、それでは税収が増えず高齢者の社会保障で支出ばかりが増えていきます。
そうならないためにも高齢者に働いてもらって財源を増やし支出を抑えたいわけです。
悪いイメージが先行しそうですが、健康寿命が延びると楽しめる人生が延びることになります。
若いころに比べ経験も培ってきていますし余裕の時間も増えるでしょう。社会も多くのものが自動化して現在より過ごしやすくなるかもしれません(願望ですが)
老後に適した趣味とは
とにかく世の中的にそのような流れになってきているので乗り遅れてしまうと後半の人生楽しめなくなる可能性が出てきます。
そうならないように健康寿命を伸ばすためにも体を鍛えて体力維持を図りましょう。
体力を維持には継続しないといけないですから趣味として運動、スポーツに取り組むのが良いしょう。
趣味となると、将棋や囲碁など頭を使う趣味、ウォーキングやテニスなど身体を使って楽しむ趣味がありますが健康寿命を高めるには体力を使う趣味がいいでしょう。
ハードに体を使わず適度に体力を使って長続きしそうな趣味としてのスポーツを見繕ってみました
適度身体を使う趣味 | 内容や楽しみ方など |
ウォーキング | 近所の散歩などから気軽に始められる |
地域のボランティア | 地域の奉仕活動や福祉分野のお手伝いなど |
低山ハイキング | 日帰りの低山で軽装備なもの。高山の登山は難易度高い。 |
ゴルフ | 上達する楽しみがある。費用は総じて高め。 |
テニス | グループでワイワイ楽しめる。 |
サイクリング | 自由に広範囲な場所に行ける。 |
卓球 | 反射神経が鍛えられる。 |
釣り | 釣った魚は食べられる。食費の助けにもなる。 |
もちろん頭を使う趣味で痴呆の防止もいいですがまずは寝たきりにならないように体力をつけましょう。
過度な運動はかえって身体を弱めますから気持ち良い疲労感が出るくらいの運動が良いのではないでしょうか。
まとめ:体力維持なら長く続けれそうなスポーツを選びましょう
ゴロおじとしては自身はウォーキングとサイクリングをはじめてますが、身体に負担のかかりにくく体力の維持できそうなハイキングや地域のボランティアをお勧めします。
理由は気の合う仲間と一緒に同じ目的をもって行動することで体も動かせますし気持ちも若返りそうなので運動を継続しやすいでしょう。
まだまだ人生は続きます。同じ生きるなら楽しんだ方がいいですね。
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