お風呂の入り方で寿命が変わるかも!?気をつけよう夏のお風呂の入り方!

健康
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一日の終わりの入浴。

寒いときにあったまる入浴。

暑いときに汗を洗い流す入浴。

どちらもとても気持ちいいもんです。

が、スッキリすると思って考えなしにお風呂に入ってしまうと思わぬ事になるかもしれません。

そして、冬に多いと思われる入浴の事故。夏にも案外危険があります。

特に中高年からご高齢の方は注意が必要です。

風呂上がりの最高の一杯をいつまでも楽しめるように気持ちのいいお風呂を楽しみましょう。

入浴中の事故は高齢者ほど多い

入浴中に亡くなられた方は年間一万人以上と言われています。そのうちの80%以上が高齢者です。

  • 転倒によるケガ
  • 心筋梗塞や脳卒中
  • 浴槽内で溺れる

浴室内は滑りやすく、滑ったとしてもとっさに手を出して転倒を防止することも高齢になるとなかなかできません。

また、急激な温度の変化に血管や心臓に大きな負担がかかってしまい心筋梗塞や脳卒中などを引き起こします。

熱いお湯につかると血管が広がり血圧が下がり脳への血流が低下し気を失ってしまい前のめりに倒れてしまうと溺れることもあります。

なぜ高齢者の入浴が危険なのか?

もともと入浴は体温の上昇、発汗、血圧の上昇、低下など身体に負担がかかりやすい状態です。

身体や体力の衰えた高齢者ほど無理がきかなくなりやすいわりに体温の上昇など身体の変化を感じるのが鈍くなってきています。

感覚が鈍くなっていると目の前の危険も感知しにくくなります。

例えるなら鼻栓をつけた状態で目の前に臭くて有名なドリアンを出されるようなものです。

目の前に臭いものがあるのにわからない。

非常に危険な状態です。

鼻栓を外した瞬間にのけぞりかえって後ろの壁に後頭部を強打してしまうでしょう。

そんな風にならないためにも無理な入浴はやめましょう。

夏のお風呂の危険な入り方

最近の夏は猛暑なのでエアコンで涼しく快適な温度に保たれていることが多いです。

中には寒いくらいエアコンを効かしている人もいるでしょう。

そんな環境にいると自律神経の機能が低下して体温の調整ができなくなり汗を出す働きが弱くなります。

高齢者は温度の変化に鈍くなるので熱いお湯を好まれる方が多く汗が出にくい状態で熱いお風呂に入ると熱が身体の中にこもって熱中症の可能性が上がります。

いいお風呂の入り方

入浴の危険な状態から身を守るには急なことを避けるべきです。

  • お風呂に入る前に十分に水分をとる
  • いきなり湯船に入らない。かけ湯をしてからゆっくり入る
  • ぬるめのお湯で10分ほど。熱いお湯が好みの方はさっとつかる程度
  • 湯船から出るときもゆっくり出る

急激な温度の変化は血圧の上昇、低下につながり身体によくありません。

高齢者ほど身体へのダメージは抜けずに蓄積されていきますのでなるべくダメージを受けない入浴を心がけましょう。

適切な入浴なら血行もよくなり健康に良いですが悪い入浴の仕方だとかえって寿命を縮めることにもなりかねません。

気持ちいいものはいつまでも享受したいものですね。

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