写真に漫画のように放射状の線をつけたい。
写真の一部分を目立たせたいん ダッ!
っと写真を強調して、見てもらっている人に自分の意見を伝えたい。
ブログにアクセントをつけたいことって結構ありますよね?
まずは下の写真を見てください。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_0668-768x1024.jpg)
なんてことないハンガーの一部分が映っている写真。
ですが、
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/78cb75095a8b49a69fb4f7fa17dbeeef-1024x758.jpg)
って言われても 「へー」ってなるだけですよね?
しかし、
写真に集中線をつけることによって
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/0653032021eb25173329093bf388d883-1024x708.jpg)
ってなると、「すげーセクシー!!」ってなっちゃうわけですよ。これが。
GIMPなら写真の加工でそんなあなたの願い事もちゃんと出来てしまいます。
画像を開く
GIMPの左上メニュー【ファイル】→【開く/インポート】を選択。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/0811cba3a554da39edbfc2210bc5cd90.png)
編集したい画像を選択して【開く】をクリックします。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/84d8c8b5ed90506048382d5fe0231409-1.png)
選択した画像がGIMPの作業ウインドウに貼り付けられます。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/bef508a7a7337372a6eca27c13a52265-1024x576.png)
レイヤーを追加
メニューの【レイヤー】→【新しいレイヤーの追加】をクリックします。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/f7a5f87e21306a2eb8141d408590c7a4.png)
新しいレイヤーウインドウが開きます。
【レイヤー名】を「集中線」と入力し、【塗りつぶし色】を「透明」を選択して【OK】をクリックします。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/360662a9c3eac7dd751657eb2c6973e2.png)
画面右下のダイヤログにできた集中線レイヤーを選択します。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/ce983b5779f625de94e1743b95e8faf0.png)
集中線を描画
ツールボックスから集中線に使用したい色を選択します。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/97e894da9ce861c6cca9a3e59caa0610.png)
メニューの【フィルター】→【下塗り】→【集中線】をクリックします。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/dd3aeaca7e5c9974a73465d00e0dbd69.png)
集中線ウインドウが開きます。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/c13b80efbfd531557c93f4679f3db693.png)
設定項目
集中線を描画
項目 | 設定範囲 | 初期値 | 内容 |
線数 | 40~1000 | 200 | 画面に何本の放射状の線を入れるかの設定 |
鋭さ(角度) | 0.0~10.0 | 1.0 | 集中線の1本1本の角度の設定 |
オフセット半径 | 0~2000 | 100 | 中心の円の半径の設定 |
複雑度 | 1~2000 | 30 | 線の始点がランダムになる。1だと始点がそろい正円になる |
各数値を設定後【OK】をクリックします。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/21737df3d2b1bc0ae80bf933ded39c7d.png)
集中線がレイヤー画面に描画されます。
描画を整える
ダイヤログの元の画像(メニューから開いた画像ファイル)を選択
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/1a1f29ad349359418397ce2735d85e6d.png)
ツールボックスの移動で表示したい画像を集中線の中央に配置します。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/cf9834873d22e091bce9cbe14ae2caa2-1024x653.png)
ツールールボックスの切り取りを選択し必要な部分を囲んで切り取ります。
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/1bdecd3338bcaa683af547efaa02818f-1024x685.png)
出来上がった画像を保存します。
集中線ウインドウの設定
ツールボックスから集中線を選択して集中線を描画しますが何をどうすればどうなるのか?
が、いまいちわかりにくいので極端な例を参考に挙げてみます
線数の変化
線数_40本、鋭さ_1、半径_300、難易度30
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/d44f62f19d1d833dd907c6cb5edfb9d6.png)
普通っぽい。
線数_200本、鋭さ_1、半径_300、難易度30
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/ae94c0c36e135f5e4a09984c726c9547.png)
周りが見えなくなってきてます。
鋭さの変化
線数_40本、鋭さ_0.2、半径_300難易度30
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/41adff2f515644e288ce2ebb359f3c79.png)
線が細くて迫力足りない感じ。
線数_40本、鋭さ_10、半径_300、難易度_30
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/fae8b7237389daa5042b195cabab198d.png)
鋭さ(角度)10.0にすると漫画の吹出みたいになりますね。
半径の変化
線数_40本、鋭さ_1、半径_10、難易度_30
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/3aefdec7e99a154aacb6d3f8756c9cda.png)
スピード感を感じる。
線数_40本、鋭さ_1、半径_500、難易度_30
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/297c88fd2bdfcff5176e8adc36e4df4b.png)
対象物が大きいと見やすいかも。
難易度の変化
線数_40本、鋭さ_1、半径_200、難易度_1
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/9040839ddf33ed019a6b199bb3861373.png)
まぁ普通。
線数_40本、鋭さ_1半径_200難易度_500
![](https://www.56og.com/wp-content/uploads/2022/06/2f6d053e480aff270f553cba3677caea.png)
だいぶ線がランダムになってる。
上に挙げた例は極端ですが設定画像を参考にしていい感じの集中線を作ってみてください。
まとめ:GIMPで強調したい対象物に集中線を使って目立たせましょう
写真に加工をすると表現の幅が広がり主張したいことがより伝わりやすくなる効果があります。
風景や人物の写真はあまり加工するとかえって見栄えが悪くなったりしますが、ブログで上げる写真で強調したいところは積極的に目立たせましょう。
そうすることでブログに訪れている人に自分の言いたいことが伝わりやすくなりますよ。
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