天気もいいしミニベロの整備もしたし、ちょっと乗ってどっか行ってみようかな。
そんなときにどこに行こ?どこかいいところないかな?できればなんかの目的があればいいな。
なんて時にもさすがは大阪市、そこそこの距離を走れて、しかも大阪市の歴史も学べてしまう歴史の散歩道 という一石二鳥のコースを用意してくれています。
そこで今回は大阪市のホームページに載っている 歴史の散歩道 を取り上げてみます。
歴史の散歩道とは?
大阪市では先人の遺業や由緒ある史跡を多くの人に知ってもらうために 歴史の散歩道 が施策されています。
大阪は古くから政治・文化の中心地で日本の歴史上大きな役割を果たしてきました。
今もその歴史を感じることがそこかしこで見ることができます。
歴史の散歩道 は大阪市の史跡や古くからの道筋などを結ぶモデルコースです。
どこで歴史の散歩道の情報が見れる?
歴史の散歩道のホームページの行き方はいつものように大阪市のホームページから
トップページ > くらし > 文化・スポーツ・生涯学習 > 生涯学習 > 歴史の散歩道
から見ることができます。
まず、トップページのサイト・ナビからくらしを選択
各種メニューの中の文化・スポーツ・生涯学習を選択
すると文化・スポーツ・生涯学習まで下にスクロールしますから生涯学習を選択
生涯学習のページ内にある歴史の散歩道を選択
歴史の散歩道のページに行きます。
歴史の散歩道の辿り方
歴史の散歩道のホームページでは 5 つのコースが記載されていて大阪の歴史をたどることで先人の遺業や由緒ある史跡を巡ることができます。
ホームページではコースごとに PDF ファイルに分かれています。
淀川・江口コース : 西淀川区・淀川区・東淀川区と淀川の北側です。 今里・平野郷コース : 天王寺区・阿倍野区・生野区・平野区と大阪市の南東側です。 上町台地南コース : 住之江区・西成区・阿倍野区・住吉区・東住吉区の大阪市の南側です。 上町台地北コース : 港区・大正区・西区・浪速区・中央区・天王寺区の大阪市の真中です。 中之島・鶴見コース : 此花区・福島区・北区・都島区・城東区・旭区・鶴見区の大阪市の北・東側です。
歴史の散歩道のコース図は 3 つ ~ 5 つのファイルからなっています。
このファイルはパンフレットを作るためのファイルで製本用になっているのでページ順、番号順に記載されておりません。
なのでまず、製本してパンフレットにしてからの方が見易いです。
顕彰が目印になっています
顕彰とは功績などを一般に知らせ明らかにあらわすこと。先人の遺業や由緒ある事跡を大阪市では昭和34年から顕彰史跡の建碑を行っています。
平成30年3月で、233箇所が顕彰史跡となっています。
歴史の散歩道では顕彰への案内標示としてサインシステムがあり、
- シンボルマーク
- 案内板
- 路面標示
の3つから構成されます。
シンボルマーク
シンボルマークは、主要な交差点等に掲げて、そこに散歩道があることを示しています
案内板
案内板は史跡等の方向・距離を示し、サイン柱に標示しています。
路面標示
路面標示(つたい石)は、そこが散歩道であることを知らせ、散歩道のコースと史跡箇所とを分けて標示し、より詳細に目的地へ案内できるものとしています。
これら案内表示によりより詳細に目的地へ案内できるものとなっております。
史跡から多くのことが分かる!歴史が好きになるかも
大阪は古くから「水の都」として知られていました。
それは道頓堀川、長堀川など運河を通して水路を利用し物資の運搬、貿易で市場が発達したからです。
そのため埋め立て工事や開拓で昔の地形とはずいぶん変わっています。
史跡当時の建物、風景は現存していないものが多くわからないこともあるでしょうが、史跡の案内板を読んで当時の人々の生活や様子を想像するのも楽しいでしょう。
そして、柴島や鶴橋のように現在の地名がなぜそうなっているのかも史跡を見ることで理解できるかもしれません。
史跡と史跡の距離は近いのもありますが、遠く離れていることもなくミニベロで見て回るにはちょうど良い距離感になっています。
じっくり見て回るには 1 日では足りないかもしれません。1 つのコースを数日に分けて走るのもよいでしょう。
ポタリングは自分の好きなように走るのもよいところです。
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