老後とお酒、上手に付き合うには?

健康
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お酒を飲めない人は人生の大半を損しているなどと聞いたりしたことがありますがお酒を飲めない人にとっては「飲めない方が幸せですけど?」となります。

飲める飲めないで幸せなのかは人それぞれですが飲み方次第では身体にいい影響も悪い影響も与えることもあります。

若い人でも飲みすぎて身体を壊す人も入れば、高齢者の方で元気で毎日お酒を飲んでいる人もいます。

では、年をとるとどのようなお酒の飲み方が適しているのでしょうか?

酒は身体に良いのか悪いのか?

お酒自体には何も変わらないのに飲み方次第で身体によくなったり悪くなったりすることがあります。

何が違うのでしょうか?

良いお酒とは

お酒は百楽の長と言われるように適量ですと体に良いとされています。

ですが適量とはどのくらいの量でしょうか?それは個人により差があります。

良いお酒は血行を促進し食欲が増し緊張が和らいでリラックスして体に良い影響をもたらすお酒です。

具体的に一般的な成人男性でアルコールを分解できる量は1時間に5〜7g、ビールのロング缶(500ml)の場合アルコール含有量20gですから分解するのに3〜4時間かかります。

次の日に影響が出ない程度で爽快な気分になれる量としてビール中瓶、またはロング缶(500ml)、日本酒ですと1豪(180ml)、焼酎半合(90ml)、ワイン2杯(200ml)くらいが目安になるでしょう。

悪いお酒とは

お酒の飲み過ぎでアルコールの分解能力を超えてしまうと頭痛、吐き気、腹痛、めまいなど体調不良が起こります。

適量ですと身体に良い影響をもたらしますが飲み過ぎると逆に悪影響となってしまいます。

例えば適量のアルコールですと胃の血流を促進し食欲増進し食べ物が美味しくいただけます。

ですが多量のアルコールは胃の粘膜を刺激し胃痛や吐き気をもたらします。

飲みすぎとはどれくらいから

冷静な時は飲みすぎは良くないと分かっていて適量を守ろうとしますが美味しく飲んでいるときは自分がどれくらい飲んだのか判らなくなります。

次の日起きたときには昨日飲みすぎたーとか分かるんですが飲んでるときは判らないですよね。

厚労省によると酔いの状態も段階があるらしく爽快期~ほろ酔いくらいが次の日までアルコールが残らず二日酔いにならない状態だそうです。

ですのでまだ飲める、もう一杯いけると思えるくらいで止めることが良いでしょう。

家で飲むなら適量分だけを準備する、外で飲むなら誰か飲むのを止めてくれる人と行き適量分でストップをかけてもらう。

水とお酒を交互に飲む。

などして飲みすぎないようにする工夫をしましょう。

若いころと比べて弱くなるのはなぜか?

いつまでも若い頃と同じようにずっと飲めるようになっていたいとお酒を飲まれる方なら思うでしょうが残念ながら人は年を取ると体の様々な機能が弱まっていきます。

どのような機能が低下するとお酒が弱くなるかというと

  • 肝臓の機能低下
  • 加齢による体内水分量の低下
  • 胃の粘膜の機能低下

肝臓の機能低下

肝機能の低下によりアルコール分解能力が弱まり体内にアルコールが残留しやすくなります。

若いころと同じように飲んでもアルコールの血中濃度が高くなってしまいます。

そのために若いころより飲めなくなると感じてしまいます。

加齢による体内水分量の低下

加齢により体内に水分含有量が低下します。肌の感想やシワも体内の水分量が減ったための現象

体内の水分量が割合が低下するため血中のアルコール濃度が高くなりやすく酔いやすくなります

胃の粘膜の機能低下

お酒の飲み過ぎはアルコールが胃の粘膜を刺激し胃酸と胃の粘膜のバランスが崩れ胃が荒れる原因となります。

特に、空腹状態での飲酒では特に胃の粘膜に刺激が強く与えられることになるのでダメージが大きくなります。

高齢者の酒の飲み方

定年退職や親族、知り合いとの別れなどで生きがいをなくし孤独感から不安になり毎日深酒をしたり、昼間から一人で飲んだりお酒で気を紛らせようとする人も見かけます。

独りで飲む場合はペースは速く飲む量は多くなりがちです。

そうならないためにも老後に趣味などの楽しみを見つけ身体を動かし、知り合いや仲間とコミュニケーションをとる機会を増やしましょう。

お酒を飲む場合は誰かと話しながら食事をとりながらですとお酒を飲むペースも自然とゆっくりになり、そうすることで大量に飲むようなことも防げます。

食事をしながら飲むと、胃の粘膜の上に食べ物の層をつくり、胃を荒らさずアルコールの吸収を遅らせることができます。

後は高齢者だけではないですが休肝日をつくる、血圧の上下が激しい状態の時(飲酒直後や激しい運動の前後など)は避けるようにしてください。

まとめ:適切な飲酒量に抑えれば酒は「百薬の長」になります。

適切な量であればお酒が健康寿命を伸ばす「百薬の長」になります。

お酒を飲めない人は無理に飲まない方がいいですが、お酒をおいしい、楽しいと好んで飲まれる方ならば人生100年時代をいつまでも健康でおいしいお酒を飲んで過ごしたいと願うはず。

であれば、やはり歳相応な飲み方をしていかないと体に良くありませんし大好きなお酒も飲めなくなってしまします。

反対に何事も過ぎれば毒になるのでほどほどに。

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